いよいよ事務職デビュー
さあ、いよいよ念願の事務職へ異動。
今までの肩の荷が下りた私は、のびのびと仕事ができるってこんな感じなのか…と自分自身に合っていたのは営業より事務だったと身をもって体感しました。
営業とは違うお客様対応、多岐に渡る事務処理など…
私としては、“ゴールのある仕事“にモチベーションが上がりました。
以前は自分の目の前のことしか出来なかった私は、他の人に気を配る余裕ができました。
自身のやらなくてはいけない仕事以外に、事務所を見渡して(あ、この人今この件で悩んでいるのかな)や、(きっとこれはこうした方が皆が動きやすいだろうな)など考えることが出来るように。
縁の下の力持ち的立ち位置にやりがいを感じることができました。
仕事に慣れてくると…
前の店舗では孤独感を感じながら仕事していましたが、今度の店舗では違いが。
営業の先輩と仲良くなって、他店舗の営業さんが、気のおける仲間達とたまに飲み会をしている場に呼んでもらい一緒にお酒を楽しんだり…
他にも整備職の人とはなかなか話すことが出来なかったけれど、様々な話ができるように。
人間関係も良好になり、格段に心身の状態も良くなりました。
事務職とは…?
仕事にもすっかり慣れ、毎日を過ごしていた頃…
元営業職ということもあり、今後取り入れるか検討していることを試しにやってみてくれないかと。
それは点検などの来店予定がないお客様に連絡をし、来店してもらえるよう提案をすること。
(え…それって営業の仕事じゃん。試しにとは言え、何でやらなきゃいけないの??)
と思いながらも、お世話になった方からのお願いだったので断り切れずやることに。
もちろん、私からしたらただただ憂鬱な仕事。
でも適当にやることも出来ず、自分のできる最大限で電話をかけ、実施していきました。
お客様からしたら馴染みの担当さんじゃない…ということもあったのか成果は出ず…
期日の設定がなかったこともあり、毎月せっせと勤しんでいました。
実施してか月日が経ち、あまりに本部からの連絡がない事を不思議に思い、問い合わせると…
「あれ、まだやってたの?」
という雰囲気の回答。
この回答を受け取った私は、不信感しかありませんでした。
よく[信頼を失うのは簡単だが、得るのはとても大変だ]と言いますが、まさにこの事かと実感。
身に染みて、自分は気をつけようと思いました。
そんな日々を過ごし、このことを引き金にこの会社で働き続けるべきかという考えに。
ここには書けませんが、他にも仕事を抜きにして(これはちょっと耐えられないかも…)と思う出来事があった為、ここまで来てやっっっっとのこと、転職を決意。
※ちなみに、この頃営業職で3年、事務職で3年程経過していました。
いざ退職!
ずるずるとこのままではいけない!ということで、この時期に退職したいと店長に相談。
当時の店長は、私が辞めたいことをこの時初めて知ったようで、(もちろん)止められました。
いくら良い店長でも、私の意思はもう変わらないので、いかに有給を消化するかを思考。
本当は全部消化したかったものの思うようにはいかず、半分くらいは残ってしまったかな…
県内で働きたかった私は、千葉県に特化した転職サイトを利用し、無事に次の仕事を決定。
安堵したのも束の間。
辞める仕事先で問題が発生。
精神的にも本当に無理になってしまった私は、人事へ連絡を入れ、もう出社は無理という旨を聞き入れてもらい、行くはずだった残り数日を有給に。
わずかな希望で確認(残りの有給は買い取ってもらえますか…?)と。
会社によっては買取をしていると聞いたことがあったので、確認してみたが、やはり不可とのこと。
まあ、こればかりは仕方ない。諦めよう!
最後は本社へ向かい、返却物を渡し、挨拶をして6年半お世話になった会社を退職。
入社1年目では決心が足りなかったのか、案外辞める時ってあっさりと辞められたなと…
退き際・自分の意志は大切だなと実感した瞬間でした。